気軽に大人の絵画教室03

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鉛筆の持ち方

鉛筆を使う練習です

絵を描く道具、鉛筆を使う練習をします

そんなことは小学校で済ませたとおっしゃるでしょう。幼稚園でなさった方もおられます。でもそれは字を書く練習でした

箸を持つような感じで、親指と人差し指と中指で支え、鉛筆の先、芯の尖った所を紙に擦りつけて文字を書きました。芯の横の部分を使ったことのある方は少ないかと思います

三つの鉛筆の持ち方の図を掲載しました。一つは普通の字を書く持ち方で、芯の先を使う持ち方ですが、他の二つは芯の横の部分を使いやすい持ち方です。もちろんどんな持ち方で鉛筆を使っても自由ですが、是非、芯の横の部分を使えるようになって下さい。広い面積を塗ったり、薄く塗りたい時に便利です

 

それでは始めますが、紙はありますか?これはなんとかして下さい

鉛筆は芯を1センチ位出して削れてますか?芯の横の部分を使うのに軸がジャマをしませんか?シャープペンやボールペンでも出来ないことはありませんので、鉛筆の無い方もやってみて下さい。ちょっと大変かも、いや、かえって面白いかも知れません。私はむかしボールペンでやってました

紙はA4のコピー用紙を想定して進めますが、そこは臨機応変にお願いします

15センチ四方位の四角を描いて下さい。描けたら塗ります。少々はみ出したりしても構いませんが、なるべく均一に、ムラの無いように、丁寧に、綺麗に、塗って下さい。鉛筆の人は芯の横の部分を使って塗る練習をして下さい。シャープペンとボールペンは先の部分で塗るしかないので、結構時間が掛かります。良い暇つぶしになります。なかなか進まずイライラするかも知れませんが、慣れると楽しいものです

ボールペンはグニグニ塗りつぶすしかないと思われるかも知れませんが、そっと擦ったりハッチングやクロスハッチングで階調表現も可能です。鉛筆のある方も、是非、お試し下さい

15センチ四方位の四角をいくつも塗るのはちょっと大変なので、5~6センチ四方位の色々な図形を図形を描いて、濃く塗ったり薄く塗ったりして遊びましょう

次は、階調 をコントロールする練習かな